女性のみなさんへ

ちはるさんの病気の告白です。女性のみなさん、気をつけて予防してください。ちはるさんのこういう勇気、いつも感服します。

元気になってくれたちはるさん、さらに強くなってるんだろうなー。早く会いたい💕

以下、SNSからのシェアです。

2019年も終わりですね、健康に気をつけて良い新年をお迎えくださいませ♪
さて私は10月末に突然、子宮癌が発見されまして、12月頭に手術して今は回復しております。何時何が起こるか解りませんね・・・日々を大事にして、やれることをやれるうちにせねばと、再認識した年末でした。

此処からは長い文章になりますので興味のある方だけご覧ください。また公開にしますので、コメント等もサラされますのでご注意ください。知り合いで無くても個人的に質問がある方にはメッセンジャーでお答えします。シェアしてくださっても結構です。#子宮体癌 #腹腔鏡手術

「子宮癌」には大きく「子宮体癌」と「子宮頸がん」があるそうです。60近くなっても無知な私は、何となくでしかその違いを知りませんでした。所謂「役所の検診」で無料でおこなっているのは「頸がん」の検診が多いです。「頸がん」に比較して「体癌」は子宮の奥の方に出来る癌であり、発症年齢は私の様な50~60代、特に子供がいない人が多いそうです。FBで繋がってる私の知人友人はまさにその年齢が多いと思いますので検診に行ってほしいなと思い、記録を公開しました。癌の箇所のせいか・・あまり情報が得られないのですよ、この病気。ネットで探すと出てくることは出てきますが、他の病気の傾向同様、書かれているのは重症の方が多く(もちろんそれはとても大事な情報ですが)軽症の人や上手くいった例は書き込みが少ないと思いました。なので私もドンドン悪い方へ悪い方へと引き込まれ気持ちがとても萎えました。

不正出血のようなモノは2年前から海外に出ている時に3回ほどありました。本来ならこの段階で帰国後に婦人科へ行くべきでした。でも「内膜症」だろうとか「ストレスのため」とか思ってましたし、まして私は割に血液検査等をしているので「癌」があるなら発見されてるだろう・・と思っていました。でも子宮は違うのですね!というかそういう検査で出てきちゃったらもう転移してるという事だそうです。
区の検診を4年ぶりに受けてみようと行ったのが10月8日です。今思えばこの「頸がん検診」の先生が本当にありがたかったのです。「閉経してるのに内膜が厚いようなので病院に行きなさい」と直ぐに紹介状を書いてくれました。紹介状まで書かれて、しかも有料だったので行く気持ちになりました・・(苦笑)掛かり付けの婦人科など無いので普段通っているT総合病院に10月10日に行きました。

そして10月23日、随分時間が掛かかるだから大丈夫では?・・と結果を気軽な気持ちで一人で聞きに行ったら淡々と「悪性の細胞でした」と先生に言われました。「つまり癌ですか?」とき聞いたら「残念ながら」と。頭がボーットして現状が受け入れられないながらも先生が説明してくれないのでイロイロ質問したら先生はさらに淡々と答えました。
「手術ですか?」→「手術出来る範囲ならね・・」
「大きくお腹切るって事ですか?」→「結構大きいです。でも言ったけど手術出来ない場合もあるから」「それって転移してるからですか?」→「それは調べて見ないと解らないけど、そういうことです」「死ぬって事もありますか?」→
「まぁ・・それも人生ですから」
この段階で私は自分の不幸を恨むと同時に、この先生に腹が立ち「何処か探さなきゃ・・」「でも病院や医師を替えるってどうすれば良いのだ?この先生はイヤだとも言えないし・・」と、頭がグルグルしてきました。それもでも12月迄無理と言われたMRI検査を何とか11月8日に、CT検査を13日に入れて貰い、その日はぼーっとしながら帰りました。

10月末には夫と九州旅行に行く事になっており11月には仕事で中国クライミングも入っています。急な情況の変化を上手く受けとめられられない私がいました。でも手術にせよ抗癌剤治療にせよ、もう今までのようなクライミングやら登山やらは出来なくなるとは思いました。
現状、何処も痛くないし調子も良いのに・・「このまま気がつかなかった事にしようかな」とも思いました。ネットでイロイロ調べたらさらに気持ちが落ち込みましたが、体に負担の少ない腹腔鏡手術というモノがあり、子宮体癌は2014年から開腹手術でなく腹腔鏡手術でも保険適用になり多くの病院で実施してる事がわかりました。病院の症例をネットで調べたり2-3の病院の相談室に電話もしてみました。私が通ってるT総合病院の相談室も親切で、調べてくれたら「当病院ではほとんど子宮癌では開腹手術らしいです」との事。そう、病院によって随分違うのです。
腹腔鏡手術を率先してやっている大きな病院では「紹介状」がマストなので、「どう言ってあの先生に書いてもらうのか・・」と気持ちが重くなりましたが、とにかく手術出来るなら「腹腔鏡」でやりたいと心に決めました。

10月27日からは夫と九州旅行へ出かけました。こんな大事な時にどうかとも思いましたが、もしかしたらもう登山もクライミングも出来なくなるかもしれないし温泉とかも・・と思うと、行くべきだと思ったからです。
九州旅行中も気がつけばイロイロとネットで検索してマイナスの情報で暗くなってはいましたが、随分気を紛らわすことはできました。そしてこの九州旅行中に腹腔鏡手術を積極的に取り入れている大学病院に「紹介状はでます」と、ちょっと嘘をついて11月15日に予約を入れました。
時間的にキツイのは11月16日からの中国クライミングツアーに行きたかったからです。そのツアーの後に行くはずだったプライベートのラオスクライミングは早々にキャンセルを入れてチケットも破棄しましたが、中国は九州旅行と同じ理由で、行けるなら行きたいのでギリギリまでチケットを破棄するのをやめてました。

そして11月8日にT総合病院でMRIの検査を受けた後、相談室に寄り相談しました。この相談員さんが本当に患者の立場で考えてくれる人で、私の話に共感してくれて相談室から婦人科の先生や他の内科の先生に電話を掛けてくれ14日迄に大学病院宛の紹介状を書いてくれるように頼んでくれました。
それなので13日にT総合病院でCT検査を受け(検査では婦人科の担当医には会いません)14日に婦人科の先生に結果を聞きに行った時には資料と紹介状が全て揃っていました。
検査の結果は怖かったので夫と行きました。運が良かった事に「初期の子宮体癌」だと言われました。癌には変わりありませんが、転移は今のトコロ見られなかったという事で本当に安心しました。此処からは先の見えた治療です。
ちなみに支払いまでは紹介状は開封されていたので見たら「膣が狭いので開腹手術を勧めたが本人が強く腹腔鏡手術を望むので」と書いてありました(そんな説明受けてないですけど・・)

11月15日に予約していた大学病院に行き検査を受けました。癌の程度でいうとⅠ-Aだそうです。
「顔つきの良い癌ですし、早期に発見されて良かったですね、腹腔鏡の手術も出来るので回復も早いです」と言われとても気持ちが楽になりました。(癌には顔つきがあるそうです。乱れているのは「顔つきが悪い」らしい。あとで写真見せて貰いましたが私のは確かにキチンとしていたような・・)「手術は年内と年明けは一杯だからなぁ・・」と言われてガッカリしましたが、それなら「明日から仕事で中国に行こうと思っていたのですが大丈夫でしょうか?」と聞いたら「それは大丈夫ですよ」とあっさり。なので検査の予約(X線とPET/CT)を帰国の次の日11月25日に入れました。

そして中国から帰国して病院に行ったところ、検査が終わってから婦人科に呼び出されました。次週くらいに会うはずの腹腔鏡の担当医師がいて「12月3日に手術のキャンセルが出たんだけど中嶋さん、どうですか?」と。そしてこの日ならロボットも使えるらしい、この子宮体癌のロボット手術は2018年4月から保険適用になったそうです。(指定病院のみ)親切に説明してくれる先生の話だと、ロボットの方が細かい作業が出来るそうです。もちろん早いに越したことはないので「YES」です。

此処からはバタバタと忙しく手術に向けた検査や説明などを受け12月1日に入院。翌日は担当医師から夫と二人で1時間以上かけてきめ細かくの手術の方法や今後の事などを説明して貰いました。カメラはおへそから挿入して4つの箇所から棒(ハサミ)を入れて作業するらしいです。取りだすものは膣から出すらしい。「聞いてると途轍もなく怖いんですけど、気を失ってる内にやってくれるんだからいいや・・」

そして12月3日午後手術。全身麻酔で時間は3-4時間くらい。途中30分くらい中断して細胞を病理検査にだして転移を確認してもらいました(これは体への負担もあるので患者の選択です)。転移が見られなかったので子宮と卵巣を摘出して事前の説明の通りリンパは残してくれました。

手術室で声を掛けられ目覚め、ぼーとした頭で暗い部屋に戻ると手術中からつけられていた血栓防止のためのマッサージ機がふくらはぎで作動、酸素機と小水の管と点滴が繋がってました。頭がボーットしてるので苦もなく眠りにつき、翌朝酸素は取られ、9時には「歩く練習しましょ」と・・・
「歩けるようなのでお小水の管は外しましょうね」と、あとは点滴持って引きつるお腹を労りながらそーっと
トイレ。お腹周りに4つ傷があるけど確認するのも怖いので見ないようにする、へそなんて火山口から赤い溶岩が出て固まってるようだ・・見たくない。昼ご飯を食べたら「食べられるから点滴はもう良いわね」と抜かれる。はやっ!

そこからはとにかく癒着を避けるために歩くようにとのお達し。しかし体重い、特に肩や胃が凝ってる感じ・・
これは腹腔鏡の手術では3㍑くらいの炭酸ガスを使ってお腹を膨らませるので手術中に抜けなかったガスが横隔膜などに留まり肩とかを刺激するらしい・・点滴が無くなると頭がハッキリしてくるので寝れないし肩当たりの凝りが辛くなってくる。マンガくらいならと大量に持っていたマンガも読む気は起こらず。「シャワー浴びていいですよ」と言われたが傷口が怖くて入らず・・・翌日も入らないでいようと思ったら
「入ってください」と言われてしまったので恐る恐る入る。傷口はボンドの様なもので止められている。確かに
2-3 cmくらいの小さい傷口だ、でもへそは傷口というか・・怖くて見られない、ちょっと痛いし。
全体にそんなに痛くないけど動くとイロイロ触れるので痛い。寝返りも辛い。でも動かないといけないらしい。

後の経過はこんな感じです。
12月6日(術後3日)内心検査は良好。
病院内のレストランにお茶をしに夫と行く
12月7日(術後4日)近くの公園に夫と散歩&外食。
別にこの日も退院出来たかも
12月8日(術後5日)退院、飲食の制限は無し!
但し入浴はシャワーのみ
12月9日(術後6日)普通に料理してる自分がいる
12月11日(術後8日)友人が来日していてお誘いを受けたので有楽町での飲み会参加
12月18日(術後15日)官ノ倉へ一人でハイキング
12月19日(術後16日)ボルダリングをちょっとだけしてみる
12月20日(術後17日)友人と皆野アルプス縦走
12月27日(術後24日)術後初めての通院受診。
精密な細胞の病理結果は問題無し。
再発は考えにくいので治療は終了との事!
4つのお腹の傷はカサブタもとれて気にならない程度の傷です。あと数ヶ月もすると消えるかも・・
おヘソの赤い溶岩のようなものもいつの間にか無くなってました。見た感じ普通のヘソです。でも今でも何となく不安で時々ウズウズしてます。

10月の終わりには「何で私が?」と思い、先の事を考えると真っ暗な状態でしたが、今思えば私はとても運に恵まれていました。そもそも子宮頸がんの検診で早期の子宮体癌が見つかるキッカケができたのです。そして気の合わない先生のおかげで自分で一生懸命自分の道を探しました。病院の相談室というモノが病院とは少し距離を置き、患者にとってかなり有意義なモノであると知りました。医療や医療を取り巻く環境は日々進歩しているのですね。婦人科の内診はとても億劫ですが、早期で見つかり自分に合う治療法が見つかればなら治療できる病気です。ただやはり早期発見が肝心です。

此処まで長い文章を読んでくださってありがとうございます。皆さんや皆さんの周りの愛する人に自覚症状の見つけづらい「子宮体癌」の検査をするキッカケにして欲しいと願っています。何時までもHAPPY NEW YEAR!!
付き添ってくれた夫に感謝を込めて
2019年12月28日

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